作品名 Johan Olofsson
こんな撮影は自分一人では到底無理なのは承 知の上だが、何か 釈然としないものがあったのも事実だった。けれど無事撮影を終えベースに戻ったヨハンの「みんなで協力して一つのものを作り上げていくのは最高だ。」という言葉で、そんなわだかまりもなくなったのを記憶している。ヘリから見下ろすライダーの姿は非日常のなかの超現実だ。EOSのレンズを透してそこに展開される光景は口では到底説明できない。*“ Odends ladder”と名づけられたその山の上に堂々と立つヨハン・オロフソン。僕とStandard Filmsの敏腕 シネマトグラファー、トム・デイを乗せたヘリはゆっくりとその周りを旋回していく。「ヘリから斜面を見おろすとすげえクールだぜ」テックスがいつも熱く語っていた言葉が頭をよぎる。僕は夢中でシャッターを切っていた。まるで映画を観ているような気分だ。
『10 second........3.2.1..』ヨハンは命綱を手放して60度以上の梯子を転がり落ちていった。
文 樋貝吉郎
*“ Odends ladder”とは 、
ヨハンの鬼神のようなその滑りが
ギリシャ神話の北欧の神
『オーディン』と重ねられ
その名前が付けられました。
TB7 (Standard Films)にて
ご覧になれます。必見です!!















